出版・復刊プロジェクト
絶版になった本や入手困難になっていた本を、クラウドファンディングや会場販売を組み合わせて復刊してきたプロジェクト群です。
『ソニー技術の秘密』復刊プロジェクト(Readyfor)
- 期間:2016年9月14日〜2016年11月14日
- プラットフォーム:Readyfor
- 概要:代表の木原智美の実父・木原信敏氏の著書『ソニー技術の秘密』復刊のためのクラウドファンディングを実施。絶版を惜しむ声を背景に、初めての復刊プロジェクトとして目標を達成しました。
- 関連リンク:Readyfor「絶版となっている、木原信敏著『ソニー技術の秘密』を復刊したい」
『学歴無用論』復刊プロジェクト(A-port)
- 期間:2017年8月1日〜2017年10月3日
- プラットフォーム:A-port(朝日新聞社)
- 概要:ソニー創業者・盛田昭夫氏の著書『学歴無用論』を復刊するためのプロジェクト。出版社コードの取得と、オフセット印刷による本格的な復刊を実現し、このプロジェクトをきっかけにフィールドアーカイヴ株式会社を設立しました。
- 関連リンク:HUFFPOST 記事「ソニー創業者・盛田昭夫氏の絶版本「学歴無用論」を復刻へ 伝説の技術者・木原信敏氏の長女が企画」
『情熱の気風』復刊プロジェクト(CAMPFIRE)
- 期間:2019年5月24日〜2019年6月24日
- プラットフォーム:CAMPFIRE
- 概要:絶版本『情熱の気風』を対象に実施した復刊プロジェクト。136人の支援により904,584円の支援を集め、目標金額を達成しました。
- 関連リンク:CAMPFIRE「【偉人伝】トヨタ、ミツカン、パスコの原点が一冊で読める『情熱の気風』を復刊したい」
『新実力主義』復刊プロジェクト(CAMPFIRE)
- 期間:2021年8月27日〜2021年10月15日
- プラットフォーム:CAMPFIRE
- 概要:『新実力主義』の復刊プロジェクトとして実施。120人の支援により1,608,000円の支援を集め、プロジェクトは成功裡に終了しました。
- 関連リンク:CAMPFIRE「世界ブランド「ソニー」を創った盛田昭夫氏の幻の経営書『新実力主義』を今に伝えたい」
科学館・展示との連動販売
会場販売:It’s a Sony展
- 期間:2016年11月12日〜2017年3月31日
- 会場:銀座・ソニービル「It’s a Sony展」
- 内容:復刊した『ソニー技術の秘密』を会場で販売。ソニーの歴史や技術に関心の高い来場者に向けて、技術史の一冊として届ける機会となりました。
- 関連リンク:ソニー公式 ニュースリリース「ソニービル建替前のカウントダウンイベント 「It's a Sony展」開催」
国立科学博物館 特別展「明治150年記念 日本を変えた 千の技術博」
- 期間:2018年10月30日〜2019年3月3日
- 会場:国立科学博物館(東京・上野)
- 内容:特別展「明治150年記念 日本を変えた 千の技術博」において、復刊書籍を会場販売。展示テーマと連動した技術史関連書籍として取り扱われました。
- 関連リンク:特別展「明治150年記念 日本を変えた 千の技術博」(国立科学博物館)
半田赤レンガ建物での常設販売
- 期間:2019年〜(継続中)
- 場所:半田赤レンガ建物(愛知県半田市)
- 内容:『情熱の気風―鈴渓義塾と知多偉人伝』の中で取り上げられている知多ゆかりの偉人の一人・盛田善平氏が、カブトビールの製造工場を立ち上げた起点の場所として、館内のお土産コーナーにて本を常設販売。建物の成り立ちと書籍の内容が結びついた事例として、定期的な追加発注が続いています。
- 関連リンク:半田赤レンガ建物 公式サイト「施設概要/歴史」
盛田昭夫塾での常設販売 / 施設主体の出版支援
- 期間:2023年~(継続中)
- 場所:盛田昭夫塾(愛知県常滑市)
- 内容:盛田昭夫氏ゆかりの施設である盛田昭夫塾において、『学歴無用論』『情熱の気風』『新実力主義』の3冊を館内で常設販売いただいています。
また、書籍『おもてなしの心とおもてなしをうける心』の復刊プロジェクトに制作・印刷面で参画。弊社刊行物ではなく、施設主体の出版として、装丁・レイアウト・印刷仕様の設計と進行管理を担当しました。 - 関連リンク:TENGAI FOUNDATION「復刊本「おもてなしの心とおもてなしをうける心」販売について」
クラウドファンディング実績(まとめ)
Readyfor/A-port/CAMPFIRE を通じた4件の復刊プロジェクトは、いずれも目標金額を達成しています。
それぞれのプロジェクトで得た経験をもとに、「小さな規模でも現実的な形で出版を実現するための設計」をご提案しています。