プロジェクト

アナログとデジタルをかけ合わせて
これまで取り組んできた主なプロジェクトや実践例を紹介します。

出版・復刊プロジェクト

絶版になった本や入手困難になっていた本を、クラウドファンディングや会場販売を組み合わせて復刊してきたプロジェクト群です。

『ソニー技術の秘密』復刊プロジェクト(Readyfor)


『学歴無用論』復刊プロジェクト(A-port)


『情熱の気風』復刊プロジェクト(CAMPFIRE)


『新実力主義』復刊プロジェクト(CAMPFIRE)


科学館・展示との連動販売

会場販売:It’s a Sony展

国立科学博物館 特別展「明治150年記念 日本を変えた 千の技術博」

半田赤レンガ建物での常設販売

  • 期間:2019年〜(継続中)
  • 場所:半田赤レンガ建物(愛知県半田市)
  • 内容:『情熱の気風―鈴渓義塾と知多偉人伝』の中で取り上げられている知多ゆかりの偉人の一人・盛田善平氏が、カブトビールの製造工場を立ち上げた起点の場所として、館内のお土産コーナーにて本を常設販売。建物の成り立ちと書籍の内容が結びついた事例として、定期的な追加発注が続いています。
  • 関連リンク半田赤レンガ建物 公式サイト「施設概要/歴史」

盛田昭夫塾での常設販売 / 施設主体の出版支援

  • 期間:2023年~(継続中)
  • 場所:盛田昭夫塾(愛知県常滑市)
  • 内容:盛田昭夫氏ゆかりの施設である盛田昭夫塾において、『学歴無用論』『情熱の気風』『新実力主義』の3冊を館内で常設販売いただいています。
    また、書籍『おもてなしの心とおもてなしをうける心』の復刊プロジェクトに制作・印刷面で参画。弊社刊行物ではなく、施設主体の出版として、装丁・レイアウト・印刷仕様の設計と進行管理を担当しました。
  • 関連リンクTENGAI FOUNDATION「復刊本「おもてなしの心とおもてなしをうける心」販売について」

クラウドファンディング実績(まとめ)

Readyfor/A-port/CAMPFIRE を通じた4件の復刊プロジェクトは、いずれも目標金額を達成しています。
それぞれのプロジェクトで得た経験をもとに、「小さな規模でも現実的な形で出版を実現するための設計」をご提案しています。


インタビューアーカイヴ

小さな博物館・資料館・記念館などの声を集めるプロジェクトとして、「インタビューアーカイヴ」を運営しています。

プロジェクトの目的

  • 小規模館・個人記念館など、光が当たりにくい館の存在を、インタビューを通じて可視化する
  • 館の成り立ちや、企画の背景にある「人」の物語を伝える
  • 将来的な連携や FieldLink との接続の土台となる「信頼関係」を育てていく

これまでの取り組み

  • 都内・近郊の小規模館を中心に、館長・学芸員・運営者へのインタビューを実施
  • 写真とテキストで、館の雰囲気が伝わる読み物として整理
  • 単なる情報紹介ではなく、「なぜこの館がここにあるのか」を軸にしたストーリーとして公開

デジタル支援・サイト制作プロジェクト

博物館・資料館・小規模事業者などを対象に、Webサイトや簡易アーカイブ、業務支援ツールの構築を行ってきました。

主な取り組みの例

  • 施設の公式サイトリニューアル
  • アクセス・サービス内容・お知らせなどを整理し、更新しやすい構成に再設計
  • WordPress や独自CMSを用いた「自館で更新できる」サイト構築
  • イベント情報や展示ページを職員が追加・変更できるようにする仕組みづくり
  • アーカイブ・データベースの試作
  • 資料の基本情報・画像・メモなどを蓄積するための簡易DBや一覧画面の設計
  • Webと紙をまたぐ広報の導線づくり
  • チラシ・ポスターとWebサイト・SNSを連動させた情報発信の導線設計

これらのプロジェクトで得た知見をもとに、「博物館DX・業務支援」や「集客・情報発信支援」でご提案している内容が形づくられています。


FieldLink に関連する取り組み

小さな博物館・資料館の情報を集約し、「見つける・知る・行ってみる」をつなぐことを目指したプロジェクトが FieldLink です。

構想と実証的な取り組み

  • 構想立ち上げ(2024年〜)
  • 小規模館を中心に、所在情報・展示情報・関連書籍などを横断的に検索できる仕組みを構想
  • 情報整理とデータ項目の検討
  • インタビューアーカイヴや既存調査で得た情報をもとに、「FieldLink上で扱うべき項目」を整理
  • デモ・試作サイトの準備
  • 館側に具体的なイメージを共有するためのデモサイトや画面構成案を作成(内部利用ベース)

FieldLink はまだ進行中のプロジェクトですが、これまでの出版・インタビュー・デジタル支援の経験を束ねる「次のステップ」として位置づけています。
本ページの内容は、今後の進捗に応じて更新していく予定です。