【遺品整理】有名人の夫・父親から遺品を相続した人の遺品整理体験談

公開日:2021/02/12 | 更新日:2021/02/20
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70代女性

夫はある分野の有名人で、仕事で様々な道具を使っていたのですが亡くなった今、その道具達をどうしたらいいかわかりません。売っても価値がないみたいだし、誰かもらってくれないかしら。

fiaboy
案内人

使える人が周りにいなかったり、置き場所がない、遺族にとっていらない遺品って困りますよね。同じような悩みを持った方の遺品整理体験談を探してみました。

自分達はいらない遺品なのだけれども、ある分野の人達には価値があるみたい。でもどうしたらいいのかわからなくて困っているという方もいるのでは…と思い、今回は

有名人から遺品を相続した遺族の遺品整理体験談

をまとめてみました。

いらなくなったが捨てにくい遺品をどうしたらいいか困っている方に読んでいただきたい記事です。

価値ある遺品、一般的にはどうしている?

いらないけれど価値がありそうで捨てられない遺品。
それらの管理を一般的にはどうしているかという記事は、以下に書きました。

財産の整理は誰がやる?

今回はさらに踏み込んで、具体的に著名人の遺族が遺品をどのように扱ったかを4例挙げてみます。

どのタイプが良い悪いではなく、それぞれが遺品をどのように考え、どう処理したかが客観的にわかると思いますので、参考になさってください。

遺品整理体験談① まったく興味がないタイプ

Aの父親Bはある分野の発展において多大な業績を残した名士、母親Cは旧家の令嬢でした。しかしAは父の後を継ぐことなく独自の道を進みました。

その後父や母が亡くなり屋敷を手放すことになった際、遺族の誰もBの事業にまつわる歴史的、資料的価値のあるであろう書類一式を遺さず、Bの業績や遺品などを管理しなかったようです。

その結果、本来Bの業績はもっとテレビや本に主役で登場してもおかしくないくらいの存在なはずなのに、歴史の中に埋もれた状態になっています。

そしてCが持っていた旧家の名品の数々も、亡くなった際にほとんど骨董品屋に処分してしまったそうです。

「遺品を管理しない」という選択をしたおかげで、その後のA夫婦の生き方には父や母の影響が一切感じられず、過去に引きづられている感じも一切なく独自の人生を歩んでいる感があります。

難しいところですが、その”著名人の過去の業績や遺品の管理を一切しない”という選択肢は遺族の一つの生き方として参考になります。

遺品整理体験談② ほとんど興味がないタイプ

Dの父親Eはある県出身の文豪として知られ、県に記念館があるほどの人物です。しかしDはEの活動には興味がなく、全く違う職業につき独自の道を進みました。

Eが亡くなった後、大量の遺品を県の記念館に寄贈しました。現在は自宅に数冊初版本などの遺品が残っている程度です。

現在Eの本はどれも絶版状態で人気もあるようなのですが、Dはそこまで売れないからと復刊には興味がないようです。こちらも先の例と同じく業績や遺品には興味がなく、独自の人生を歩んでいる感があります。

ただ違うのは”著名人の過去の業績や遺品の管理を他にまかせた”という点です。

引き受けてくれるほどの文豪だったというのもありますが、興味がないなりにきちんと世に遺そうとする遺族の一つの生き方として参考になります。

遺品整理体験談③ あるきっかけで興味を持ったタイプ

Fの父親Iはある業界の発展に多大な貢献をした人物です。しかしFは父の仕事に全く興味がなく、何をしているのかも知ろうともせず、独自の道を歩んでいました。

Iが亡くなった後、Fの母親がIの功績を遺そうとしてその手伝いをしていたFは、Iの業績に次第に興味を持ちはじめ、実家に埋もれていた遺品の管理をしはじめました。

実家の遺品を手放さなくてはいけなくなった際も、できるだけIの遺品だとわかるような状態でひきとってくれる団体や図書館などに寄贈するように心がけ、Iの業績が歴史に埋もれないよう、整理と管理をはじめたのです。

前の2例と違うのは”著名人の過去の業績や遺品の管理を自分でやるようになった”という点です。

ただし本業は他にあり、独自の道を歩みつつ保存管理をしていくという点が、次の例とは違うところです。業績を管理しつつも、自分の道も保ち続けようとする遺族の一つの生き方として参考になります。

遺品整理体験談④ 人生を捧げるタイプ

Jの父親Kはある業界の発展に多大な貢献をした人物です。Jは時が過ぎ歴史から埋もれそうになっているKの業績を世に広め後世にきちんと伝えたいと、自宅を記念館に改造し遺品を展示し、財団も立ち上げて広報活動をするようになりました。

前の3例と違うのは”自分の人生を著名人の遺品の管理や業績を広める活動に捧げている”という点です。

管理や広報活動をすることだけで生活が成り立つほどの著名人であるということも要因の一つですが、他に頼らず本格的に業績を遺そうとする遺族の一つの生き方として参考になります。


fiaboy
案内人

参考になるタイプはありましたでしょうか?
潔い生き方ではありますが、できれば①よりは②を選んでいただきたいなと個人的には思っています。

まとめ

いかがでしたか?今回は、

有名人から遺品を相続した遺族の遺品整理体験談

について調べてみました。

どんなに他が惜しんでも、遺品は基本的には遺族の意向が反映されます。

歴史的に大切な建物でも、建て壊し反対の署名が何万人になろうとも、遺族が壊すと決めればほぼ意向通りに壊されてしまうのと一緒です。

先代の業績に興味がない人は一定数います。そんな人を例③のように変化させるのがフィールドアーカイヴの役目だと考えています。

この記事があなたの「遺品整理」のお役に立てたら嬉しいです。