公開日 : 2018/04/26 | 更新日 : 2018/05/10

施設番号 64  刀剣博物館

この日は、午後に墨田区にある知り合いの会社に見学に伺う予定になっていて、近場で「ぐるっとパス」が使える場所を探し、まず「すみだ北斎美術館」に行き、まだ時間があったので次にこちらに行きました。

この辺には江戸東京博物館もあるし、たばこと塩の博物館も近いし、ぐるっとパス割引集中地帯です。

江戸東京博物館は、私にとっては3年ほど図書館司書として働いた思い出の場所です!

今回は「行ったことがない」「個人、小規模記念館」というカテゴリーから外れるので行かないことにしたのですが、600円の常設展入場料が無料になるし、見どころ満載なので、ぐるっとパスを購入された方は、まずは1日でまわりきれる近さのこのエリアをまわるといいと思います。

この日は、朝からほとんど食事を食べていませんでした。

すみだ北斎美術館に食べるところがあるだろうと思い込んで、結局なくて、ランチを食べそびれたまま。

刀剣博物館の付近にはランチするところがあるだろうと思い、調べたところ、「下総屋食堂」というお店があるという情報がみつかりました。

そのとき、遠い過去の記憶がよみがえりました。

江戸東京博物館で働いていた頃、今から、20年前くらいになります。

昼休みに博物館周辺を散策するのが大好きで、近くの庭園ぽい場所と、その近くにあるおじさんしか来ないような定食屋がものすごく大好きだった覚えがあったのです。

その定食屋の食事システムが面白くて。

おかずがずらーっと並んでいて、そこから自分の好きなおかずを選んで、それにご飯とお味噌汁がつくというシステム。

あまり外食をする方ではないので大きなことは言えないのですが、私が知る限りでは、ああいう選び方ができるお店は他に出会ったことがありません。

初心者にとっては、しいていえば、香川の「さか枝」のセルフのびびりっぷりに近い、どうやったらいいの!?感があり、慣れてくると、常連っぽい気分になれて、嬉しいし美味しいし、雰囲気も大好きだったあのお店が、どうやらその「下総屋食堂」だったようなのです。

ああ!この食事を味わうために、今日はどこの食事処にも辿り着けなかったんだな!と感動の再会を喜んでいたのですが…。

やってなかった~!ものすごく残念!

googleには「営業中」とあったのですが、なぜか休業中。

中は全く営業している雰囲気ではありませんでした💦残念!

すぐそばに思い出の庭園も見つけたので、確実にこのお店だったのですが…。

気を取り直して、刀剣博物館を目指します。

思い出の庭園は、旧安田庭園、という名でした。

地図を見ると、刀剣博物館は、旧安田庭園の中にあることが判明。
さっそく庭園の中から入っていきました。

隣は両国国技館。
私がここに通っていた頃は、ちょうど若貴ブームの真っ最中で、いつもものすごい人でいっぱいだった記憶があります。
あと、お相撲さんも近くを歩いていて、よく、鬢付け油のいい香りがしていました。
相撲も見に行こうと思いながら、あまりに近すぎて結局行かなかった気がする。行っておけばよかった~💦

さて、肝心の「刀剣博物館」。

北斎美術館もですが、最近の施設は作りがオシャレ!

どこまで写真OKでどこからNGだかわからなかったので、またしても入口しか撮れず💦
(ずっとこんな感じの施設レポートになりそうですみません。)

エレベーターで直接展示室に行ってしまったので、2階の存在に気づきませんでしたが、閲覧室があったようです。

3階に展示室と屋上庭園。
屋上庭園は、お隣の庭園が上から見下ろせてとても気持ちの良い場所でした。
展示室は、通常展といっても、常設ではなくて、期間限定で中身ががらっと入れ替わるようです。

今回の展示は、「重要刀剣等新指定展」。
刀剣のことは全く予備知識なく、展示施設に入って雰囲気に圧倒されました。

なにより、展示の仕方が贅沢!
大切な刀剣を展示するために、一番良いんだろうなという方法で丁寧に置かれていました。

素人の私としては、すべてがセットされた剣の状態で見たいなと思うんだけれども、刀剣の専門家は刃だけの状態で見るものなんでしょうね。

刃(は)や柄(つか)はすべて分解されていて、元がどんな状態だったかもわからないのはちょっと残念ではありました。

それにしても、江戸時代なんて全然若くて、鎌倉時代やら平安時代の品が普通に置いてある(普通、ではないんでしょうけれども)のには驚かされました。

刀剣、奥深い。おそるべし。

偶然、重要刀剣が見られた!やった~!と思っていたら、次回の展示予告は「特別重要刀剣等新指定展」。
…次回の方がいいやん!笑

見終わって1階に戻り、刀剣関係のショップ、カフェ、この施設の前身についてや「たたら場」についての無料パネルコーナーを見ました。

カフェは、自動販売機が置いてあるような無料休憩所になっていて、外の庭園が見えてとっても綺麗でした。

無料パネルで、この刀剣博物館ができたてほやほやであること(2018年1月19日にオープンしたばかりでした!)、以前は両国公会堂であったこと、老朽化のために2001年より使用停止となっていたことが判明。
つまり、私が以前いた頃、1998年頃には両国公会堂は現役だったようです。
庭園は入ったけれど、さすがにそこまでは入っていなかったなぁ。不覚。

私は知らなかったのですが、同行していた旦那が以前、刀剣博物館が代々木にあったことを覚えていて、不思議な場所だったと言っていました。

字体が違うので、おそらく、以前の刀剣博物館から持ってきたと思われるパネルが館のはじっこに置いてありました。

そして無料パネルを見ていて、今回、個人的に「たたら」にものすごく興味があることがわかりました。
悩みまくった末にやめようとして、旦那が買ってくれた「鉄のまほろば」という本。

あらためて調べたら、中古の方が値段が高くてビックリ。

読み応えたっぷりで面白いです。
こういう世界が、やっぱり好きなんだなぁ。

他にも、刀剣の扱い方の本なども売っていましたが、扱う作法が細かく決まっているようで「刀剣道」という感じなのに驚かされました。

マナー講座もあるようです。行ってみようかな。

そんなこんなで知らないことからの発見がたくさんあるので、こういう所に行くの、ほんと楽しい!

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ぐるっとパス:通常展 大人 1,000円 → 無料!結構高額な入場料だったんですね。

現在累積額:1500円

公式サイト → https://www.touken.or.jp/museum/