公開日 : 2018/10/30

「千の技術博」内覧会に参加してきました。

10月30日から開催される「千の技術博」。

前日の29日に内覧会があり、許可をいただいて参加してきました。

前回納品しに行った際にも感じたのですが、やっぱり舞台裏ってものすっっっごく楽しい。
この雰囲気、大大大好きです。

こういうことばっかりを仕事にできたら、素敵だなぁ。

普通は、内覧会に参加させていただいたからには、特筆すべき展示物をご紹介するべきなのですが、どれも素晴らしい展示物すぎて語りつくせないため、各々で実物を見学に行っていただくとして、ここでは一般公開されていない珍しい内覧会の様子を、問題なさそうな範囲でご紹介してゆきます。

まず上野駅を降りたら、

もう、翌日に控えた特別展の予告が各所にありました。

最初にこの企画のことを知ったのが今年の1月くらいだったので、ようやく!という感じ。
打ち合わせ場所が築地だったので、閉鎖される前の築地内で美味しいランチを食べたのも、今となっては良い思い出です笑

プレス内覧会は12:30からありました。

事前に担当の方から、当日名刺をお渡しくださいと言われていたので、用意してお渡ししましたが、特に何かをチェックされる様子もなく、そのまま報道のストラップや資料を受け取って中に入りました。

あらためて周りを見渡すと、私を含め、ほとんどはスーツ姿でいかにも仕事なのですが、中には「この人本当に報道関係者??」と思うような買い物帰りのような普段着の人も混じっていて、正直、謎なチェック体制でした。

時間になり、入場すると、特別展会場に誘導されます。

入口から実際の会場まで、ちょっと遠く感じましたね。

中では展示会場を映す人々を映す人々。なんとも不思議な光景です。

音声ガイドが無料なのがとても嬉しく、調子に乗って全部聞いているうちにレセプションに行く時間がほぼなくなるという大失態をおかしてしまいました💦

つい全制覇したくなる癖をなんとかせねば。
ほどほどが大事です。優先順位がね。

さて、内覧会の素晴らしい点は、監修者によるツアーがあったこと。

展覧会の監修者の方々がそれぞれの担当の場所で直接、こういう思いでこれを選んだんですよ!こんな風に運んだんですよっていう話をしてくださり、どれもアツくて非常に面白かったです。

本当はこういうのこそ音声ガイドにするべき!と私は強く思います。
映像特典でよくありますが、映画監督が映画の解説を副音声でするようなものです。
これ、興味がない人いないでしょう。

なによりそれを感じたのが、

要所要所で登場する、左上の狛犬と左下の人形。

これどう思います??

ちゃんと知らずに展示を回るであろうほとんどの人は「なんだこりゃ?」だと思います。

両方とも科学博物館の所蔵のものなのですが(だから使いやすかったんだと思いますが)、例えば多分メインキャラとして扱われているこの人形はずっと展示物のエレベーターとともに博物館の壁の中に埋もれていて、近年掘り出された由緒ある古い人形なのです。

これですね。こわい~笑

確かにこのコーナーにちゃんとその経緯は書かれていますが、私みたいに全部読んで歩く人ばかりじゃないだろうし。

なんでそれらを本展覧会のキャラクターにしたのか、そういう想いがどこにも語られていないので(少なくとも私はツアーで説明があるまで気づけなかった)、ツアーもなく見て回る人達にはせっかくのその想い、全く伝わらないんじゃないかな~と思ってしまいました。

慣れてくると可愛く見えてきますが、正直、どのキャラも怖い💦

本当に、150年分の技術者達の技と監修者達の想いが詰まった素晴らしい内容の展覧会なので、伝わりきらなさそうな点がちょっともったいないなと感じました。

そこで音声ガイドなわけです!
まだ半年もあるんだから、いろんな見方ができるよう、何パターンも作ってしまえばいいのになと思ってしまいます。

それから、展覧会の設営と図録、担当会社がちがうのかな?という不統一感を感じました。
本来なら図録も赤&白&金で切り貼りキャラてんこ盛りのド派手な感じなはずですよね。

それが、これです。

そんなこと全く言えた立場ではないのですが、個人的には図録の雰囲気の方が好きです。

展示も、個人的には印刷博物館鉄道博物館のような、キャラクターに依存しない展示が好きです。

でもですね、今回の展覧会には、華やかで派手なあの感じも、明るくていいと思います!

さて。

今回の展覧会に関係させていただけたソニーの展示を探しに行きます。

8章なので、ほとんど最後の方なのですが、録音録画の1コーナー丸々ソニーのコーナーになっていました。

G型とTR-55がソニー貸出のレプリカだったのが正直残念でしたが、本物のデンスケが置いてありました(これは科学博物館所有なので本物!)。

コーナー全体の写真は撮りましたが、あえて公開しませんっ。
行って見て楽しんでください。

その他にも、よく使用される「若い頃の父がタバコふかしているのかお茶を飲んでいるのか不明な写真」も飾ってありました。
これは、ソニー内部の方に言われて知ったのですが、実は自社製品を開発している風景ではなく、修理している風景なんだそうです笑

初期の頃には、資金集めのために他社製品を修理することもよくあったんだそうで。

ソニーにもそういう時代があったということです。
しょっちゅう使われていますが、実はあまり誇れた写真ではないという、ね。

父のフライパン3分クッキング動画もちゃんとありました笑。

テープができる様子がわかります。

これ、いつか私も再現したいのです。

蓚酸第二鉄は結構簡単に買えることがわかり、それをフライパンで炒ってスプレーしてテープにするところまではいけそうなのですが、そのあとの録音再生の知識が全くない💦

それでほんとに子供か!って感じですが、どうやって作ればいいのか全く想像つかない。

父の話だと簡単に作れちゃいそうな気になるんですけれどね。

そのうちなんとかしますです、はい。

先週金曜日の納品の段階では、全く何も置かれていなくて、一体どうなるんだろう?と思っていましたが、さすがプロ集団!
すばらしくきちんと配置されていました。

個人的に子供が大変お世話になっていたプリキュアストアやら、最近ではラインストアも手掛けている会社さんなので、ショップ作りは百戦錬磨なわけです。

中央に見える映像は、弊社が持ち込んだ木原信敏のインタビュー映像で「フライパンでテープを作る話」と「G型の制作秘話」という、展示会内容を補足する形になっています。

映像は10分弱。

音声も聞こえるようにしていただけたので、是非みなさまに楽しんでもらえたらと思います。
(あ、READY FORのDVD特典の方すみません!同じ内容です💦)

内覧会の後、別室で開会式があり、軽食やお土産があったりと、接待していただくような感じで、世の中にはこういう世界があるんだなぁとちょっと目からウロコでした。

ただ、その状況に舞い上がりすぎて、楽しむだけの人になってしまい、落ち着いて自分が成すべきことができていなかったなと、ちょっと反省しました。

せっかくチャンスがあったのだから、もっと貪欲に自分の事業を売り込むべきでしたね。

次回からは、美味しい食べ物に気を取られずに、積極的にお話しに行くようにします!